先月からのお祭り相場も一旦落ち着き、上がったり下がったりの1カ月でしたね。結構ポンと下がったりするので、今回から単月の値動きも掲載してみたいと思います。
いきなりこの記事からご覧になる方のために、本記事の前置きも置いておきます。結果の方は↓こちら↓。

この公開については、私が月1万円ずつ拠出しているiDeCoと、現在は会社が最低掛け金で拠出してくれている企業型DCの経過に絞ってご紹介します。
この2つに絞って公開するのは、
- iDeCoについては少額(最低掛金に+5,000円)で期間が短いため、始めたばかりの人の実例として参考になりやすい。
- 企業型DCについては(入社時に自動的に始まったため)期間が約8年になっており、少額ではあるものの銀猫自身のポートフォリオで一番運用歴が長いことから、時間の効果を実感して貰いやすい。
という理由があります。これからNISA・iDeCoなどに挑戦する皆様のリアルな参考になれば幸いです。ちなみに、投資信託の成績は同じ商品であれば全員同じであるため、例えばiDeCoで2万円運用入れていれば資産額は単純に2倍になります。ご自分の想定に合った倍率で読み替えてお楽しみください。
- iDeCo
- 2024年9月から拠出開始。
- ~2025年2月までは月2万円拠出。
- 退職金所得控除改悪の情報を聞き、2025年3月~は月1万円の拠出に減額。
- 企業型DC
- 2017年から拠出開始……したものの、過去の拠出状況が1年までしか遡れず詳細記録が紛失。
- 数か月間定期預金+物価連動債→TOPIX連動インデックスへスイッチング→海外株式のアクティブファンド商品を追加・マッチング拠出も行う→2024年8月~全商品をTOPIX連動インデックスへスイッチングしてマッチング拠出解除。
- 以降は会社拠出の5,000円だけを毎月TOPIX連動インデックスへ積立。

本当は企業型DCの詳細記録も残っていれば良かったのですが、この様な機会があるとは露とも思っておらず……。すみません。
2024年から「スマートライフデザイナー」というアプリを導入して記録を取っているので、個人情報だけ消してそのまま掲載します。
では、iDeCoの積立状況をご紹介。

元本拠出+価格上昇で合計15,200円、先月よりゆっくりですが確実に増えています。
iDeCoスタート時からのグラフは滑らかな感じに見えますが、これが1カ月の値動きだとどう見えるでしょうか。

11/13を越えたあたりで一度ガクンと落ちているのがわかりますね。相場は結構唐突に落ちるのでこの様な上下が結構あります。額面が大きくなると1日で資産額が数十万円減少することも。割合ダメージって怖いですよね……。
この変動に慣れるためにも、最初期は小額から始めるのが効果的と言われるのです。
その後は1万円拠出で総額が増え、じわじわと上昇してくれています。
それでは続いて企業型DCの方です。

TOPIXは前回公開時点の1,091,776円→1,112,612円で拠出含め+20,836円でした。
それではこちらも単月の動きを見てみましょう。

S&P500のiDeCoより鋭角なガタガタ相場。昨年辺りはもっと面白みのない横這いだったことを考えれば上がるだけ十分です。まことにありがたい!

この記事の大事なところは「再現性」。同じように積み立て設定した人はみんな同じ成績になるのがミソです。
何せやってることは「企業DC/iDeCoでコレ買います!月いくらでお願いします!」だけですからね。タイミングは全て運営にお任せ(するしかない)ので、後は月額掛金の差だけです。銀猫の場合も企業DCは最低額ですし、iDeCoも最低額+5,000円です。ハードルは低めで紹介しております。
NISAの方も買う商品が同じなら運用利回りは一緒。皆さんやりやすい枠で読み替えて自分の場合を想像して下さいね。
いつかは来る暴落も逃げずに紹介していきますので、お楽しみに。
皆さんが投資に乗り出す背中を押せれば幸いです。


コメント